2009/07/29

メンタリティなのか



Buellが、"1125RR"という1125Rを改造したレースベース車をリリースしちゃった事が、
アメリカのいくつかのバイク系サイトでちょっと話題になっている。

このバイクはROTAX製の水冷DOHC・Vツインを搭載したスポーツバイクで、
AMA Superbikeの、市販車ベースで改造範囲が限られた
"Daytona SportBike"クラスに参戦させる予定のホモロゲーション車だ。

このクラスに出場可能なバイクは決められている。

Yamaha YZF-R6
Suzuki GSX-R600
Honda CBR600RR
Kawasaki Ninja ZX-6R
Buell 1125R
Aprilia RSV1000R
Ducati 848
Triumph Daytona 675

(・・・このラインナップはおかしくね?基準は何なんだ?)

・・・というのは置いといて、彼の地ではこんな議論になっている。
論点は、ホモロゲーションてのはストリートリーガル前提なんじゃないの?
レース専用車でホモロゲって何よ?つうところ。

「改造範囲が狭いから改造したの出しちゃったのか」
「Buellは自分たちが勝つためにルールを作るつもりなんか」
「勝てればいいじゃん、嬉しいし」
「市販車つっても買ったら運転せずにトラックに乗せて帰るんだし、
   レース専用車にしちまうわけだから・・・問題ないじゃん?」
「レギュレーションでOKならいいじゃん!」
「そんなんで勝って嬉しいの?」
「Rはレーサーレプリカ?RRの?」
「AMAは承認したの?」

当然の議論だわな。

で、議論が収まったころにヨシムラR&Dが"GSX-R1000RR"というコンプリート車を発表した。
こっちはあれこれチューンしてあるが、ストリートリーガル。
んで、1125と同じく"RR"だったもんだから、それと比較して議論再燃。
あーおもしれえ。

でもね、レギュレーションの隙を突くというのはレースの醍醐味だし、
日本メーカーだってOW01とか750RKとかRC30とか普通じゃないホモロゲ車作ってたし、
AMAが認めんならこれはこれで別にいいんじゃねえかと思ってしまうんだが、
(まあ、他のメーカーがアホらしくなって撤退するのを許容できればね)
ストリートリーガルじゃなく、ホモロゲの定義に合ってないって点がやっぱ引っかかるのか、
アメリカではそうは思わない奴が多いのかも。

アメリカ人てスポーツに公平性を重んじる印象があるんだが、
その印象はだいたい合ってたようだ。





2 件のコメント:

  1. 引っかかってるのは現行車モディファイチューンドっつう所なのかなあという感じですね。
    この前デイトナ走ったZ連中のレポ見てるとレギュレーション以外の面以外に関しては凄く大らかみたいです

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  2. レースチームのチューンやセッティングは創意工夫の範疇なので、むしろ好き!な民族なのかも。DIYってことで。
    それをメーカーが、しかもホモロゲーションつう概念を揺るがすような半ばインチキで自らやっちまったのが議論の種なんでしょう。

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