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2014/05/25

単独温泉宿泊

一人旅してきた。

金曜の晩に行くぞと決めて宿を取り、ルートも考えずにとりあえずそっちの方に。
嵐山PA。単車多い。

秩父はスルーして上信越道にのったものの高速走るのに飽きちまって松井田妙義でおりて、
ああそういやあと思って旧碓氷峠へ。

めがね橋の周りは観光客だらけ。
スカッと晴れておりスーパー気持がよい。

軽井沢。
時間も早かったので観光客うじゃうじゃではなかった。
このへんの林のなかの別荘地は凄いなあ。現実味がなさすぎる。

ここでわかったことが一つ。
黄色いメットには昆虫がやたらと寄ってくる。
ハンパじゃねえ誘引力で、ちょっと停まると視界に虫がいる。
そのパワー、うんこ並。

景色がよくて涼しくて最高なんだけど、ハエやアブが友達。

去年も行った、旧三笠ホテルの入口のとこの蕎麦屋さん、三笠茶屋。

 いい景色だなあ。

もちろん外で。いい景色んなかでうまい蕎麦。(タバコ吸えるし)

メットを持ってきてないので、ここも林の中だけどハエやアブは友達ではない。
メットのせいじゃなくて俺に寄ってきてるんだと思っていただろうが!こら!

そういや白糸ハイウェイはつまらんし観光客多いしだったなあと思い出して
軽井沢駅方面に戻って国道146で北上。中高速コーナーが続くいい道だった。
白糸ハイウェイに金払う理由は無いな。

鬼押しハイウェイからの浅間山。
いつもガスってたので全体見たの初めてかもしれない。
なんも無い辺りが火山だなあ。

岩ごつごつの鬼押し出し園。入ったことねえなあ。
こっから万座ハイウェイへ。

快適で超たのしい万座ハイウェイをずんずんすっ飛ばして、万座についたとこで、
あ、あそこ綺麗だったなと思い出し

ちょっと戻って弦ヶ池。超綺麗。なんだここは。

白根方面へ登る。スキーリフト・・・

毎度のここで一服つける。
ぜんぜん寒くない。
スッキリ晴れている。ここまでクリアで寒くないのは初めてだ。

すげー景色。
谷側のカーブは先になんもねえので怖くて怖くて縮み上がりっぱなし。
渋峠のちょっと先までいって引き返す。

雪の回廊・・・だが結構低い。
数週間前ならもっと高かったんだろうなあ。

雪が残ってるとこでスノボやってる人が居たりした。

白根山通過。
このまま下って草津の街中のコンビニで飲み物補充。暑いんでね。

コンビニ外でタバコ吸ってたら風呂上りのおばあさんに話しかけられた。
「天狗山に山菜とりいってから風呂はいったんだよ
「山菜は雨上がりが柔らかくておいしいんだよ
「あんた一人で走りにきたんかい?
「あんたのお母さんと私同じ歳だわーあっはっは
など。 どうもでした。

前回、時間的に断念した野反湖。地面が凹んでるとこに水溜まったわという感じ。
いい景色だなあ。

白根よりここの方が寒い。
しばらく散策して下山。
ここへ至る峠道が綺麗で快適なんだよなあ。途中砂浮いてて何度か滑ったけど。

中之条まで下っていってガスを入れて、県道55号へ。
もう峠道は腹一杯だなあと思っていたら、 ここもまた素晴らしいワインディング。
起伏が少なめで道幅があって路面が綺麗。枯葉も砂もない。 言う事なしである。

宿は四万温泉の某ホテルチェーン。
安宿なので布団が最初から敷いてある独房スタイル。
・・・狭さは一人客だから仕方が無いかもしれないが、これは無いわ。
ふすま開けた途端にがっかりした。
せめて畳んどいてよ・・・。座布団が端に押し付けられた座卓の下だぜ?

しかし、単車はいいとこに停めさせてくれたし、ホテルの人々はフレンドリーでとても親切。

で、
「地元の居酒屋で晩飯を食おう」とか思って夕食抜きのプランにしたんだけど、
温泉街から2kmも離れており。
かといってこの家族連れだらけのホテルでバイキングはイヤ過ぎる。
贅沢だったな。
なので、その親切なフロントマンや駐車場のおじさんにお勧めを訊いて、単車で温泉街へ。
酒のめねえなあ。あーあ。

温泉街についたのは17時ごろで、丁度温泉街の昼の部が終わるところであった。
風呂入って相撲でも観てりゃ良かったよと思ったが時既に遅し。
途方に暮れつつ散策してカメラを振り回してきた。

これが有名な積善館本館。
古くてカッコいいなー。こんど来ることがあればこっちだな。

スマートボールとか手動のパチンコとか。若者が集っていた。

 いい路地。

ホテルマンのお勧めどころか
徘徊中に訊いた地元民も全員お勧めの四万温泉の総意であるとんかつ「あすなろ」に。

くたびれてたので、にんにくとんかつ。超うまい。
気のいい若旦那と話してたら、単車乗りだそうで。山暮らしの大変さとか良さとか色々と。
楽しい夕食だったなあ。ありがとうございました。

空腹も解消したので、宿に帰って温泉に浸かって部屋で独り酒。
ああこりゃたまらんなあ。独りで泊まりツーリングなんて何年ぶりだ。宿がどうだろうが贅沢だな。

お爺さんがやってる酒屋さんで酒買ってコップ酒。
アル添だがなかなか美味い。

翌朝。
大混雑のバイキング朝食を食ってから宿を出て山を降りて、

また登って榛名山。
ここでボケーとして↑のようなぼんくら写真を撮ったりしてたらご夫婦で観光のご老人に話しかけられ。
 榛名山にはしょっちゅう来てるそうで、近辺のお勧めスポットとか身の上話とか。
ついでに旦那さんの趣味の植物とか鳥とかの写真を見せてくれた。超うめえの。参ったね。
カメラD800だったね。

しかし、俺は相当話しかけ辛い風体だと思うんだが、そうでもないのだろうか。何度目だ?
 独りでいて、どっからきたの?から入って
横浜ですよー おー横浜かあ横浜はむかしごにょごにょ そっから会話
みたいな。

榛名山のこっちがわの下りは波状路があって嫌い。

夕立予報があったしゲリラに襲撃されるのもイヤなのでとっとと降りて帰路に。
渋川伊香保で灼熱の関越にのって、練馬まで何とか耐えて環八入る前に革ジャン脱いだわ。
レースジャージの下にプロテクタというモトクロスみたいな格好で帰宅。

熱のせいかETCが反応せず。フェンダーレスつけてっからファン外してんだよなあ・・・
保土ヶ谷PAで昼飯を食って帰ろうとしたら、背後からガシャガシャと音がしたので振り向いたらこれが。
Cotton Blackburnという1928年製の250.ヘッドむき出しのOHV。
保土ヶ谷に居るつうことは三京走ってきたということで・・・

いろいろお話を聞かせて貰って帰宅。
最後にすげえもんみた・・・



土日だったので単車がやたらと多かったが、結構若者が多かった。
ほぼ全ておっさん集団が転がす大型なんだけど、比率ちょっと増えたかな?程度には。

ああそうだ。
関越って、いいとこに着くまでの距離が東名や中央道に比べて短い気がする。
関越自体は淡々としてて面白く無いんだけど。一長一短だなあ。

いやしかし
独り温泉ツーリング、たまらんね・・・


以上。

4 件のコメント:

  1. 気合の入った写真ばかりで感服いたしました
    魚眼( ゚д゚)ホスィ…

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    1. ありがとうございます。
      もう少しちゃんと考えて撮らんとなあと思いつつ同じとこで似たような写真ばっか撮ってしまいます・・・
      そちらも温泉めぐり楽しそーすね!
      制覇めざしてのぼせぬ程度に頑張ってくださいませw

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  2. 上から20枚目のトンネルの中?からの写真、好きです。
    MT-01のシルエット、改めて美しいなぁーと感じられる写真ですねぇ~。
    僕も写真始めよっかなー。

    鳥越

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    返信
    1. ありがとうございますー
      MTは地面と水平なラインがほとんどない前のめりな車体と
      静的な十字のホイールの対比とかいろいろと面白くて見飽きませんね。
      バイクと写真の相性はいいですよ。いい景色だ!と思ったらすぐ停まって撮れるんで。

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