2010/06/30

循環論法



家庭で政治の話をすると間違いなく空気が濁る。
我が家では政治の話は務めてしないようにしている。面白くないから。

*

しかし夜、
ヒマに任せて他人様のサイトを巡回していると、どいつもこいつも政治の話をしている。
どこでも床屋談義。人類総床屋。他人の民主党の悪口とか読みたくも無いんだが、どいつもこいつも大好き。
"民主党政権がやってきたことを簡単に言うとこうだ"みたいなのとかね。
以前は仕事の愚痴や趣味をぼんやり書いてた人がシニカルに民主党のニュースや記事を引用しまくってたりする。
一体君に何があったんだ。

個人的な不安だか不満だかを転嫁していくと政治批判、というか社会不安に行き着くという事か。
それともいきなり政治経済に目覚めたのか。社会構造をわかりやすく説明、みたいなのも多いし。
仕事の愚痴の方が100倍マシでした。単純に読み物として、一般論は面白くないからだ。
まあブログや日記なんかは読者を想定して書くもんではないし、
今はたまたまそういう転嫁がしやすい時期なのかもしれないけど。

*

こういうシニカルなスタンスってのは、とり続けると目は据わってくるし、口は半開きになるし、
ヨダレは垂れてくるし、下痢になりやすくなるので程々にしておいたほうがいいと思います。
なので我が家では政治の話になりそうになると近所の雑種犬の話を急に始めたり、
最近自宅周囲にマーキングしまくっている白黒の猫の発見報告をしたり、
近所の川に住むカルガモ親子の親と子の見分けがつかなくなったという悩みを打ち明けたりして、
下痢気味になるのを未然に防いでおります。

下痢気味な人に賛同や共感を求められるのは凄く嫌。
そんで、そういう人と共感した状態で一緒に愚痴を言うのも嫌。

・・・などと、いやだなあと思って書いてはみたが焦点が定まらないので適当。
要するに他人に自分の政治的スタンスを開陳されても面白くないので俺はしません。
という事。

最近、何かを言わない理由を考えるのが流行っている。
世間で政治の話が流行ってるのと同じ。
というかこれも政治の話。
おわり。





2 件のコメント:

masamitsu さんのコメント...

受け流しスキルには自信があるので、
自分は御開陳程度なら我慢できますが、知り合いの職場では
某団体系新聞の勧誘や某政党への投票を執拗に迫る
パートのババァがいるらしいです。









motornoize さんのコメント...

まあ俺も読み流してますが。
なんかやり場の無い怒りを政治に転嫁してるみたいで切ない気分になりますわ。
宗教は・・・困りますなあ。
まあ投票なんざ相手にゃわからんわけで、同様に往なすしか無いっすな。