2014/05/28

これが89年とはなあ

腰がいたい。のでインドアな話。



NOMEANSNOを最近聴いている。
正直、「むかしビアフラとアルバムだしてたね」 とか 「デッケネのトリビュートにカバーだしてたね」
というパンク界隈の、ぐらいの知識しかないバンドだったんだけど、聴いてみたらかっこいい。
↑のCDを即購入。いいジャケットだなあ。
演奏凄いなあと思ったらもともとジャズ畑なのね。
79年結成で現役ってのも凄いな。

まだまだいい音楽はいくらでもあるんだろうなあ。



こないだ読んだジーン・ウルフ『ピース』がやたらと良かったので、『ケルベロス第五の首』と『デス博士の島とその他の物語』を読み返す。うーん、いいなウルフは。しかし『新しい太陽の書』は長すぎるのでまたこんどで。

今日、P.K.ディックの『ヴァリス』の新訳(山形訳)を読み終わった。シマウマ。
ディックの長編を読んでいつも思うのは、主役端役問わずダメな人とかごく普通の人への同情とか、
「人生は結構辛いけどなんとかやってくさ」みたいなしんみり加減。
駄作も多いがやっぱり良いなディックは。

以上。

2014/05/25

単独温泉宿泊

一人旅してきた。

金曜の晩に行くぞと決めて宿を取り、ルートも考えずにとりあえずそっちの方に。
嵐山PA。単車多い。

秩父はスルーして上信越道にのったものの高速走るのに飽きちまって松井田妙義でおりて、
ああそういやあと思って旧碓氷峠へ。

めがね橋の周りは観光客だらけ。
スカッと晴れておりスーパー気持がよい。

軽井沢。
時間も早かったので観光客うじゃうじゃではなかった。
このへんの林のなかの別荘地は凄いなあ。現実味がなさすぎる。

ここでわかったことが一つ。
黄色いメットには昆虫がやたらと寄ってくる。
ハンパじゃねえ誘引力で、ちょっと停まると視界に虫がいる。
そのパワー、うんこ並。

景色がよくて涼しくて最高なんだけど、ハエやアブが友達。

去年も行った、旧三笠ホテルの入口のとこの蕎麦屋さん、三笠茶屋。

 いい景色だなあ。

もちろん外で。いい景色んなかでうまい蕎麦。(タバコ吸えるし)

メットを持ってきてないので、ここも林の中だけどハエやアブは友達ではない。
メットのせいじゃなくて俺に寄ってきてるんだと思っていただろうが!こら!

そういや白糸ハイウェイはつまらんし観光客多いしだったなあと思い出して
軽井沢駅方面に戻って国道146で北上。中高速コーナーが続くいい道だった。
白糸ハイウェイに金払う理由は無いな。

鬼押しハイウェイからの浅間山。
いつもガスってたので全体見たの初めてかもしれない。
なんも無い辺りが火山だなあ。

岩ごつごつの鬼押し出し園。入ったことねえなあ。
こっから万座ハイウェイへ。

快適で超たのしい万座ハイウェイをずんずんすっ飛ばして、万座についたとこで、
あ、あそこ綺麗だったなと思い出し

ちょっと戻って弦ヶ池。超綺麗。なんだここは。

白根方面へ登る。スキーリフト・・・

毎度のここで一服つける。
ぜんぜん寒くない。
スッキリ晴れている。ここまでクリアで寒くないのは初めてだ。

すげー景色。
谷側のカーブは先になんもねえので怖くて怖くて縮み上がりっぱなし。
渋峠のちょっと先までいって引き返す。

雪の回廊・・・だが結構低い。
数週間前ならもっと高かったんだろうなあ。

雪が残ってるとこでスノボやってる人が居たりした。

白根山通過。
このまま下って草津の街中のコンビニで飲み物補充。暑いんでね。

コンビニ外でタバコ吸ってたら風呂上りのおばあさんに話しかけられた。
「天狗山に山菜とりいってから風呂はいったんだよ
「山菜は雨上がりが柔らかくておいしいんだよ
「あんた一人で走りにきたんかい?
「あんたのお母さんと私同じ歳だわーあっはっは
など。 どうもでした。

前回、時間的に断念した野反湖。地面が凹んでるとこに水溜まったわという感じ。
いい景色だなあ。

白根よりここの方が寒い。
しばらく散策して下山。
ここへ至る峠道が綺麗で快適なんだよなあ。途中砂浮いてて何度か滑ったけど。

中之条まで下っていってガスを入れて、県道55号へ。
もう峠道は腹一杯だなあと思っていたら、 ここもまた素晴らしいワインディング。
起伏が少なめで道幅があって路面が綺麗。枯葉も砂もない。 言う事なしである。

宿は四万温泉の某ホテルチェーン。
安宿なので布団が最初から敷いてある独房スタイル。
・・・狭さは一人客だから仕方が無いかもしれないが、これは無いわ。
ふすま開けた途端にがっかりした。
せめて畳んどいてよ・・・。座布団が端に押し付けられた座卓の下だぜ?

しかし、単車はいいとこに停めさせてくれたし、ホテルの人々はフレンドリーでとても親切。

で、
「地元の居酒屋で晩飯を食おう」とか思って夕食抜きのプランにしたんだけど、
温泉街から2kmも離れており。
かといってこの家族連れだらけのホテルでバイキングはイヤ過ぎる。
贅沢だったな。
なので、その親切なフロントマンや駐車場のおじさんにお勧めを訊いて、単車で温泉街へ。
酒のめねえなあ。あーあ。

温泉街についたのは17時ごろで、丁度温泉街の昼の部が終わるところであった。
風呂入って相撲でも観てりゃ良かったよと思ったが時既に遅し。
途方に暮れつつ散策してカメラを振り回してきた。

これが有名な積善館本館。
古くてカッコいいなー。こんど来ることがあればこっちだな。

スマートボールとか手動のパチンコとか。若者が集っていた。

 いい路地。

ホテルマンのお勧めどころか
徘徊中に訊いた地元民も全員お勧めの四万温泉の総意であるとんかつ「あすなろ」に。

くたびれてたので、にんにくとんかつ。超うまい。
気のいい若旦那と話してたら、単車乗りだそうで。山暮らしの大変さとか良さとか色々と。
楽しい夕食だったなあ。ありがとうございました。

空腹も解消したので、宿に帰って温泉に浸かって部屋で独り酒。
ああこりゃたまらんなあ。独りで泊まりツーリングなんて何年ぶりだ。宿がどうだろうが贅沢だな。

お爺さんがやってる酒屋さんで酒買ってコップ酒。
アル添だがなかなか美味い。

翌朝。
大混雑のバイキング朝食を食ってから宿を出て山を降りて、

また登って榛名山。
ここでボケーとして↑のようなぼんくら写真を撮ったりしてたらご夫婦で観光のご老人に話しかけられ。
 榛名山にはしょっちゅう来てるそうで、近辺のお勧めスポットとか身の上話とか。
ついでに旦那さんの趣味の植物とか鳥とかの写真を見せてくれた。超うめえの。参ったね。
カメラD800だったね。

しかし、俺は相当話しかけ辛い風体だと思うんだが、そうでもないのだろうか。何度目だ?
 独りでいて、どっからきたの?から入って
横浜ですよー おー横浜かあ横浜はむかしごにょごにょ そっから会話
みたいな。

榛名山のこっちがわの下りは波状路があって嫌い。

夕立予報があったしゲリラに襲撃されるのもイヤなのでとっとと降りて帰路に。
渋川伊香保で灼熱の関越にのって、練馬まで何とか耐えて環八入る前に革ジャン脱いだわ。
レースジャージの下にプロテクタというモトクロスみたいな格好で帰宅。

熱のせいかETCが反応せず。フェンダーレスつけてっからファン外してんだよなあ・・・
保土ヶ谷PAで昼飯を食って帰ろうとしたら、背後からガシャガシャと音がしたので振り向いたらこれが。
Cotton Blackburnという1928年製の250.ヘッドむき出しのOHV。
保土ヶ谷に居るつうことは三京走ってきたということで・・・

いろいろお話を聞かせて貰って帰宅。
最後にすげえもんみた・・・



土日だったので単車がやたらと多かったが、結構若者が多かった。
ほぼ全ておっさん集団が転がす大型なんだけど、比率ちょっと増えたかな?程度には。

ああそうだ。
関越って、いいとこに着くまでの距離が東名や中央道に比べて短い気がする。
関越自体は淡々としてて面白く無いんだけど。一長一短だなあ。

いやしかし
独り温泉ツーリング、たまらんね・・・


以上。

2014/05/18

夜間撮影テスト

もう少しカメラの話。

深夜徘徊することが多いので、最も期待してたのは夜間撮影性能。
どんなものか。

都筑の奥のほうで。

よし。

うむ。

魚眼もよし。

よい。
K200Dでは三脚必須、または撮れないような写真が手持ちですいすいと撮れて、
ピントがちゃんと合うので失敗がほとんど無い。



つぎにISOのテストをする。
ISO1600。
綺麗だがシャッターが遅めでブレやすい。

ISO3200。
充分綺麗でシャッターはまあまあ速い。 

ISO6400。
若干荒れてきた。シャッター速いので撮りやすい。

ISO12800。
かなりノイジー。昼間のように撮れる(言いすぎ)。

ISOの結論:  ISO3200で運用できそうかな。
期待してた以上に使えるなあ。素晴らしい。
もう少し広角の明るいレンズが欲しい。そのうちに。 



保土ヶ谷へ。

暖かいのでやたら多い。パトカーもきた。

モノクロで。

すげー楽。

FJRのNさんが来たので、久々に長居してしまった。
どーもでした。

いい夜であった。

以上。

2014/05/15

マニュアル読んでも勘所がわからん話

カメラのはなし。

こないだ衝動買いしたのはペンタックスのK-5Ⅱsという、型落ちの最上位機種。
暗所に強いよだのローパスレスでクッキリ綺麗だよだの色々とお勧めされてこれにした。
頂き物を延々と使っていたのでメーカーの拘りは無いしスペックの違いとかもピンとはこないんだが、
先日の旅行で使ってみて確かに綺麗で暗所に強いのは実感できた。

ISO6400。若干ノイジー。肉眼では空の縁が少し青い程度で、ほぼ真っ暗。

K-5IIs ISO 80 - 51200
K200D ISO 100 - 1600
えらい違いだ。普段使いできるのは3200ぐらいまでだという話だが、それでもK200Dの倍だし、
K200Dは暗所ではピントがロクに合わない。
夜走りが多いのでこれだけで買った甲斐もあるってもんだ。

操作性はK200Dとは雲泥の差。操作系は増えたが合理的。
数年の進歩はすごいのね。

べつの友人曰く、デジカメ界隈ってのは家電では珍しく健全に進化し続けているようで、
最近のはぜんぜん違うよーなどと散々誘惑の呪詛を投げ掛けられていた。
画質的にはそろそろ限界に近づいててこの先は高感度とか付加価値重視になるだろうとか。ふーん。
で、現在のPentaxのフラッグシップはK-3らしいんだが、フラッグシップの一段落ちというか、いっこまえのこれを選んだ。
安いので。

水戸のHさんからお下がりのK200Dとレンズを頂いたのが2010年初頭。
それから無投資でずっーと使い続けてきて、存分に楽しませてもらった。ありがとうございます。
長いこと使ったもんだなあ。

たいした知識もなく向上心もなく設定や調整は適当、
保存はJPGだしでデジタル一眼の使い方としては延々と最底辺であり、
現像にLightroomを使ってるが、ほとんど調整もせずただのファイル管理ツール。
しかし、写真は割と楽しいのね。

一眼レフは確かに重いが、単車で移動してシートバッグに放り込んどいて気が向いたら取り出して撮るという使い方なので大して邪魔でもないし重いとも感じない。
単車の振動が心配だったが、4年使ってなんともなかったのできっと平気だったんだと思う。


以上。

2014/05/12

また伊豆。しかし四輪

失ったGWを取り戻す。

 K200Dがいい加減古いので、K-5Ⅱsを買った。
ついでに安い単焦点(35mm)も。
単焦点慣れなくて、露出オーバーが多いが気にしないように。



金曜の晩に宿の予約をとって、日月と泊まりで嫁様と伊豆行脚してきた。

国府津は単車だらけ。
ちょっと前に走ったので悔しくなんかない。

ささっとお山を登って普段はスルーする十国峠で山を眺め。

 箱根細工。

亀石で山を降りて三津シーパラダイス。
何年ぶりだか覚えてない。ラッコが居なくなっていた・・・

 一等賞!

別に癒されない。海こわい。

カニがチークダンスを踊っており(この状態のままウロウロしていた)

綺麗だなあ。
新カメラは超きれいに撮れるな。

昼飯は戸田で。
タカアシガニも深海魚も食わず、海鮮丼とか天丼とか。
ここにクラウザー・ドマーニが居た。ノーヘルでやんの。

 重文岩科学校。前にもいったが面白かったので連れてきた。

 伊豆の長八作。

オート三輪に俵に石炭だぜ。
一俵の重量とか当たり前に知ってたんだろうなあ。

宿は、独りで走るときの昼飯で散々来ている民芸茶房の母体、豊崎ホテル。
相撲を観たり風呂入ったり相撲をみたりして時間をつぶし、

ウチワエビ。うまい。

刺身もうまい。
晩飯は初めてだったが、何食っても旨い。素晴らしい。

腹に余裕があったら近くの居酒屋にでも と思ったが満腹過ぎて散歩のみ。

松崎の町並みはいいなあ。

ライトアップされているが店は開いてない。
ヒタヒタと散歩。

いいなあ。
ちょっと散歩して宿戻って露天風呂に浸かって酒のんで早めに就寝。

今日はシャボテンうんたらへ。
ここも何年ぶりだか覚えてない。

雨予報だったが後ろにのびたので快適。
おさるも元気。 

こいつは覚えてた。
GW明けだから子供いねえだろうと踏んでたんだが甘かった。遠足がいた・・・。

夜中に鳴いてたのはお前か。

我が家は俺ばかり遊んでおり嫁様とは久々の旅行だったのだが、
楽しそうだったので良かった良かった。 もっと頻繁に行くことにする。

あ、
鳥越さんに紹介頂いたお店は宿のメシの時間だのなんだのでタイミング合わず行けず。
また次回伺いますよ。

以上。