【MT-01遺言書】
わしはもう駄目だ。長く乗りすぎた。あとを頼む。
ブレーキ
・Fローターが減っているが、パッドを替えたらシャダーが収まったのでもう少し持つかも
・パッドはベスラのシンタード。まだ持つ。お勧め 安くてながもち
・キャリパはたまに洗う アルミピストンなのでブレーキクリーナーで簡単に汚れは落ちる
・ピストンを揉みだすときは、CCIS メタルラバー(ケミカル)をピストンシール沿いに一周吹くとよい
⇒異径なのでピストンツールは大きい方にしか使えない・・・
・リアはあんまし使わないので減ってない
・フルードは去年すべて交換済み
・フロントのメッシュホースは作った 去年の車検はそのまま通ったので心配無用
フロントフォーク
・昨年インナーとシールを左右とも交換したので新品みたいなもん
・シールはSKF
・インナーを磨くときは、呉のシリコンスプレーかなんかを軽く吹くといい
⇒ブレーキディスクにかからないよう注意
⇒縦には磨かない 横にね
リアサス
・オーリンズを組んである セッティングは伸び側減衰を強め、圧側減衰、プリロードは標準
・その時にスイングアーム・リンク類全てのベアリング・スペーサーを交換済み
・しばらく持つと思うけどオイル漏れたらOH頼むといい。2万ぐらい+脱着工賃
・ノーマルをOHしとくのもいいかも
エンジン
・ガシャガシャうるさいが仕様。好調だよ
・アイドリングが不自然に下がったりした場合は、クラッチレバーの下についてるスイッチを疑う
⇒そこじゃなかったらシート下のクラッチSWのリレー
⇒去年コネクタ直したのでしばらくは持つと思う
オイル
・3000㎞ごとに交換してきた
・オイルは15W-50の半合成がいい感じ BEL-RAYを使ってたが、入手が難しくなってきた
・メーターの「トリップ2」をオイル交換時期確認に使っている 便利!
①アンダーカウルを外す
②左のオイルタンクのキャップを緩め、オイルタンクのドレンから排出
③エンジン左側下のフレームの奥に横向きにドレンがあるので、牛乳パックかなにかで樋を作って排出
④2本のドレンを規定トルクで締める
⑤キャップから2リッターだけオイルを入れて、30秒ほどエンジンを回して止める
⑥残りの1.9リッターを入れる
⑦アンダーカウルをつける ウェルナットはちぎれやすいので、あまり締め付けない
⇒ボルトのうち1本だけ長いのがあって、それは左側後ろ用
※オイルタンクのディップは全くアテにならないので使わない。ドライサンプだからね。
※フィルタ交換あり:3.9L フィルタ交換なし:4.1L
※フィルタはエンジン前面のレギュレータをずらして外す。汎用のフィルタが工具が入る
※交換サイクルは3000~5000。ドライサンプなのであまり汚れない。
ハンドル周り
・アグラスのライザーに交換済み 下部を切り飛ばして低くしてある 低すぎたらノーマルに戻してね
・ハンドルバーは去年新品にしてある
⇒シルバーだが鉄なので非常に錆びやすい。こまめに拭いてシリコンスプレーとか吹いとくこと
・左右マスターシリンダーのリザーブタンクが劣化してきている
⇒折れる前にホースといっしょに交換した方がいい お早めに!
プラグ
・だいたい1万キロ交換
・去年替えて5000も走ってないと思う
・ツインプラグなので4本
・タンクを下ろさないと後ろバンク右側が外せない
・プラグレンチは車載工具がいちばん。車載工具はシートの裏にくっついてる
・めんどくさいので店に頼むといいかも
・ふつうのプラグがいい。イリジウムは最初はいいが劣化が早いので勧めない
⇒イリジウムは5000ぐらいで明らかに劣化する
バッテリ
・SHORAIのリチウムが入ってる。LFX18A1-BS12(6年目)
・冬場の寒い朝は活性化に時間がかかるので、電源入れて一服してからセルを回す
・一度回しちまえばその日は始動性いいはず
・そろそろ交換してもいいかも。しかし交換はすごくやりづらい。
⇒サブフレームを外してハーネスをずらすして通路を作る
⇒端子を外してその穴にタイラップかなんかを通して取っ手つくって引き抜く
・振動で端子が緩むことがあるので、交換時はしっかり締めること
・不要だと思うけどSHORAIの充電はふつうのチャージャーで。トリクル充電機はNG
O2 Optimizer
・ダイノジェットのO2 Optimizerを組んである
・0-2500rpm、アクセル開度0-25%の燃調を濃くするツール。常用域でアクセルのツキがよくなる。
・バッテリケースの右上に張り付けてある小箱がそれ
・O2センサの配線に割り込ませてある。タンク後部の下にコネクタあり
・ガス検はそのまま通る模様
・脱着を容易にする延長ハーネスを作ったが使ってないのであげる
エアクリ
・タンクを上げて(外さなくていい)右側のフタを開けて交換する フタはプラスねじ
・今はK&Nをつけている。洗い替え用にBMC
・1年に1回洗うぐらいでいい
タンクの外し方
・キーのとこのカバーのボルトx2を抜いて、上にズボッと外す
・シートを外してタンクの前側を持ち上げ、左側に刺さってるホース2本のピンを緩めて抜く
・タンクを真後ろにずらしてから後部を上げ、真下向きに燃料ポンプに繋がる燃料ホースのオレンジ色のロックを外す
⇒ロック両側のグレーの四角いボタンを両方同時に押し込みながら、開口部逆側にカチッというまでずらす
⇒がんばって抜く。ロック解除にもホース脱着にも工具は使っちゃダメ
・同じく、横向きの燃料戻りのホースのピンをゆるめて抜く。コネクタx2も抜く
・タンクを外してもガソリンはほとんど出ない
・これでフリーになる。割と面倒
・外したタンクは燃ポンが地面に当らないように、タオルを被せたブロックか何かで後部を浮かして置く
チェーン・スプロケ
・DID VZM-Xとサンスターのアルミがついてる まだまだ持つと思う
・1000㎞に1回ぐらいチェーンクリーナーで洗ってた
・チェーンオイルはWAKO'Sのセミドライルブがばつぐん
クラッチ
・バーネットのスプリングコンバージョンキットを組込済み
・プレッシャープレートが緩んできたのか、発進時に少しシャダーがでる
⇒締め直してもいいかも お店に頼む方が楽かな
・クラッチスプリングは2種類あって、弱い方が組んである
⇒強い方もあげるので、滑ったら交換するといいかも(重くなるけど
⇒強いのと弱いのを3+3で交互につけるという手もあるみたい
マフラー
・オーストラリアのSTAINTUNEのスリップオンに、OVERのカバーをつけている
・カバー右側が低く、マフラーに当たるので、適当に自作したスペーサーを噛ましている
壊れたら作り直すといい
・車検はノーマルに差し替えて通す 交換は30分かからん
ステップ
・babyfaceの固定ショートに交換済み 乗りづらかったらノーマルに戻してね
・レバー類は腐食がみっともないので左右とも去年新品にした(古いのも使えるのであげる)
・たまにバラしてグリスアップするといい
リアフェンダー
・フェンダーレスは裏側が飛び石でボロボロ。錆びはでてない
⇒気になるなら外して塗装して、保護シールでも貼るといい
・フェンダーレスについてるリアウインカーは、タケガワのモンキー用
⇒5年ぐらいで折れた気がするので、スペアを買っとくと安心 安いよ
⇒圧着が必要なので、精密電工ペンチを持っとくと安心
・ナンバー灯はデイトナの貼り付け。車検はこのまま通る
ETC
・名変が必要なのかさっぱりわからないので、調べてやっておくように
・調子が悪くなったらカプラ外して接点復活剤を吹いたり端子磨いたりするといい
そのた外装
・フクピカか、プレクサス+不織クロスで磨く程度でいいかも
・メーター窓が樹脂製で非常に傷つきやすいので、プレクサス吹いて不織クロスでそっと拭く
・最近売ってる「マイクロファイバークロス」みたいのもすごくいい
・ハンドル周りのホースだのとか、シリコンスプレーを万遍なく吹いとくと綺麗綺麗
・シリンダーフィンとかもシリコンスプレーで綺麗になる
・タイヤワックスの「ノータッチ」もいい。エンジンにぶっ掛けるととてもきれいになる。流れるし
・ホイールの塗装が超弱いので、飛び石で結構はげがある。適当にタッチアップしてある
⇒いらなくなるので、タッチアップ塗料あげる
そのた
・右に転ばすとエキパイが超高い(前バンクだけで8万!)ので、スライダーつけるといいかも
⇒ベビーフェイスのがまだ売られててお安い
・エキパイに溶けたカバーとかの汚れがついたら、熱い状態で綿の雑巾かなんかで拭く
・給油は左から。右からやるとズボン溶ける。自分は注意できてもスタンド店員はやらかす
・メインスイッチは一番左まで回すとポジションが点灯してしまう。昼間は特に注意
情報:
サス設定とかメーターコマンドとか
http://type-sss.atnifty.com/Kodo/
サービス情報(この方のページは写真つきでわかりやすい)
http://www.geocities.jp/morityan_toyama/rinku/mt-01subdata.html
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MT-01を譲るにあたって、現状と軽いメンテ方法をまとめたものを書いたんだけど、
できてみたらちょっと面白いものになってたので公開。
この通り何かをやって問題があったとしても俺は責任取らないよ!
以上。
こんな前オーナー欲しい(*゚∀゚)
返信削除長年乗ったので…
削除愛が溢れてる・・・・ こんな申し送りもらったら、思い入れ溢れちゃって次のオーナー。乗れないでしょ(^_^;。 だったら、自分でそのまま乗れよって(^^)
返信削除結構距離いってるんで、心配かなーと思って書いてたら楽しくなってしまいましてw
削除メンテはこれを参考にして、あとは好きにしてね!と言ってあります。