2022/03/27

John CAのありがたいお話

今季の残日数を上回る有休を持つおれは、仕事で疲れ果てて期末の週末を迎えた。
毎年この時期になってからやっと思い出すんだ。もっと休んどきゃよかったってね。

カリフォルニア・ジョンが言う。
お前は何もわかっちゃいない。仕事をするのは何のためかって事をだ。

見ろ。9日だ。これがお前が休める日にしていた仕事のせいで消えていく有休残日数だ。

わたしが油とフィルタを交換し、点検をしている間に思い出すんだな。
これは法定点検だ。1年が経ったんだよ。

桜開花の報はな、お前にとっては腐っていく有休を知らせる警句だ。
だが勘違いするな。桜の木の下は、お前が死なせる有休を埋める場所でない。



ジョンの話に飽きたので、おれは置き場の家賃を払いに行った。
あと一歩で完調のMAGNIを裸にして電気系の点検やなんかをした。

エンジンはよく回る。バッテリも満タンだ。

毎年毎年、おなじ事の繰り返しだ‥

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