2024/01/13

ADVICS(旧MOS)用のブレンボ製パッド

たのしい縁側作業。

フロントのブレーキパッドを交換する。
まだそんなに乗ってないので当然ながら減ったからではなくて、
MT-10のフロントブレーキはだいぶ曖昧で好みではないから。
海外のレビューでも買ったらすぐパッドを替えろなど言われていたので試してみる。

メタリカだのZCOOだの効いてくれそうなパッドの適合を調べてたら、
他メーカーの純正キャリパ用のブレンボ製パッドなるものを発見した。
ブレンボは自社キャリパ向けのパッドしか製造してないと思い込んでいたよ。あるんだねえ。
MT-10のキャリパはMT-01と同じくADVICS(旧・住友電工/MOS)製。

国内での代理店流通は無いようなので以前も利用したイタリアのcarpimotoに発注。
型番は07YA23SR。YAがヤマハなんだろうか。
コンパウンドはロード用のいちばんいいやつ、SR(sintered racing)にした。
1セット€28.23とめちゃくちゃ安い。この円安でも送料入れても純正より安い。
これで効きが良いならめっけもんだ。

(追記)
純正キャリパ用ブレンボパッド、Webikeで扱ってるね。
SRコンパウンドの扱いは無いけど‥


比較。おお、純正の刻印がADVICSになってる‥
ブレンボ製はスリットが2本。鳴き止めかな。
今までなんとなく習慣的に面取りしていたが今回はやめる。

ホイールに傷いかんようにパッド抜いてからキャリパを外す。パッド交換だし。
ぬるま湯洗剤歯ブラシでピストン周りを洗ってピストン回してメタルラバーで潤滑。

比較してみる。
これはMT-01のキャリパ。
MT-01はR1と同じでアルミピストンだったが10はステンなんだな。少々がっかり。
01は当時のR1より高価だったけど10はR1より廉価。こういうとこでコスト削ってんだろな。

キャリパ本体の形状もよく見りゃ違う。
肉抜きがされてたりスペーサーが圧入から一体になったりしてて結構変わってるんだね。
ぱっと見が似てるというかキャップのイメージが強すぎてずっと変化しとらんのかと思ってたわ。

縁側で手を汚すのは楽しい。
だがこの程度の作業だとあっという間に終わってしまうな。

パッドのついでにこんなものも注文していた。
GIVIのタンクバッグ。セールで捨て値(€38!)だったもんで・・






タンクキャップにフランジをつけてかちゃんと嵌めるタイプのタンクバッグ。
安かったので買ってみた的な感じなので使うか放置するか決めてなかったが
パッド交換があっという間に終わって天気もいいのでつけてみた。

小さめで一眼レフ突っ込んだらおしまいなサイズ。
つけ外しがアホみたいに楽。恰好いい物ではないがこれは結構便利でいいかもしれない。
もうちょいでかいサイズも‥



新パッドの焼き入れがてら、
シングルライダースが緩くて寒いので革ではなくファブリックも‥と思ってNAPSに行くも
身体がぴったりでも袖が短いのばっかで萎えてしまい、

ZAPPERさんとこに新年のあいさつに行き、その愚痴をきいてもらう。お邪魔しやした。

肝心の新パッドはというと。
鳴きは全く無し、しっかり立ち上がってくれるのでフロントの挙動がわかりやすくなった。
とてもいい感じ。山に行ってどうかは暖かくなったら自動的に試されるであろう。

キャリパを触ってて気になったことがあった。

これはMT-10SPのキャリパ。
キャップが無印のお馴染みのISR風ではなく現行R1と同じく穴あき形状。
R1はアルミピストンなので、SP用はR1と共通?アルミピストン?すわ流用か?と思って調べてみたら、
ピストンAssyの部番は10無印と同様、かつR1とは別番号(要はMT10は無印もSPもステン)で
キャリパASSYの値段おなじなのでそういう事だろう。
SPは見た目をR1に寄せてみました‥な仕様なのね。

かたやR1は無印とMでキャリパASSYの部番も値段も違うがピストンAssyの部番はおなじ。
どちらも同じアルミピストンだがM用はキャリパ本体の素材でも違うんだろうか。
どちらもASSYの部番がR1用なのでMT10にアルミピストンを流用できるかは不明。

要はピッチ同じなんだからR1用のキャリパにすりゃアルミになるね。
そこまでするもんでもないな。充分効くし。

なにも解決していない!!徒労!!

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